ハーフタイム

前半40分(高校生30分、中学生10〜20分)の戦いが終わると、ハーフタイム。選手は一旦ロッカールームに引き上げ、つかの間息を整えながら、前半戦で見えた課題を修正し、後半の勝負どころへの戦術を練る。テレビ解説では、この10分間にチームで何を話すかで試合の流れが決まる・・・などと言うが、実際は、選手は破れかけたテーピングをし直したり、出血治療をしたりと結構慌ただしく、そんなに深い話ができるわけではない。10分でできることなら、もっと前にできてる・・・というのが筆者の私見。むしろ、この時に周囲の指導者があーだ、こーだ言うと混乱して逆効果と思う。

 ところで、この間もスタンドのファンを楽しませるため、アメフトと同様、ハーフタイムショーをやることも。チアリーダーが登場したり、ブラスバンド演奏があったり。写真は、今年3月に福岡市のレベルファイブスタジアムであったトップリーグ(国内最高峰のセミプロリーグ)のオールスター戦時のショーで、小学生とトップリーグ選手のタグラグビー(タックルの代わりに腰につけたタグを奪い合う)。すばしっこい子供たちが、トップ選手をたじたじとさせるシーンもあり観客をわかせた。