ノーサイド

ラグビーでは試合終了をノーサイドと呼びます。激しく戦った両軍だが、試合終了の笛が鳴れば、もうどちらのサイドだろうと敵味方ない同じラグビーを愛する仲間だという意味が込められています。勝利を喜び、敗戦を悔しがる前に、相手チームと健闘を称え合い、握手をして再戦を誓います。写真は、3月のトップリーグオールスター戦のノーサイド後、記念撮影をする両チーム選手です。
09年度の全国高校ラグビー大会を制した本県代表の東福岡高、谷崎重幸監督は「チームで一番大事にしているのはノーサイド精神」といい、同高は県大会予選で100点差で勝った試合でも相手を称え、人間アーチを作って相手選手を見送っています。

昨年、「君はノーサイドの笛を聞いたか」という映画が公開されました。ラグビー豪州代表となり、その後、大戦の犠牲になった日系人ブロウ・イデに関する映画。プロデューサーの岡田聖さんは「ノーサイド精神を主題にした映画。私はラグビー経験はないが、ノーサイド精神は世界平和につながる」と撮影動機を語っています。

ノーサイド、ワンフォアオール、少年をいち早く男にし、男をいつまでも少年でいさせてくれる…名句名言が多いのもラグビーです。